生きたポルトガル語
このコーナーではポルトガル語学習者、或いは、既にマスターした皆さんに、益々ブラジルのポルトガル語に興味を持ってもらおうと、ブラジルメディアから、主に新聞などから取った見出しを分析し、簡単に文法の説明を加えて解説しようと思っています。自分にも日本語の練習になる為まさに一石二鳥!お互いに頑張りましょう!よろしくお願いします!コメントはポルトガル語でも日本語でも大歓迎!
まず、今回の見出しは次の表現から来ている:ESSA CONTA NÃO FECHA。直訳すると普通に「計算が合わない」という意味。例えば、900円の買い物をして1000円を払ったのにお釣りがないと言われたら、「計算が合わない!」と思わない?それ以外でも需要と供給のバランスが上手く取れていない時などにもよく使われたりすることもある。今回の見出しは実は単純に「計算が合わない」以外に他の意味も込められているのだ。要するに、ブラジルの下院議長(写真)が海外に隠し銀行口座を持つことで、今現在取り調べを受け捜査されている。本人は持っていないと訴えているにも関わらず、口座名義はなんと本人の名前。事実を置いておいて、今捜査中でも海外に持っている銀行口座は未だに開いているままだという状況も確認されている。つまり自分のお金を預けているからこそその口座を閉めない。ほら!その口座を閉めない!ポル語で言うと「NÃO FECHA ESSA CONTA」。なんか気づいた?その通り!冒頭の表現と同じ!つまり「計算が合わない」のと「口座を閉めない」の意味も共在!
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